冷えた身体に注意!
2月に入って、さらに寒さが厳しくなりましたね。
来院されるお客さんには身体が冷え切っている方が多いです。
身体を冷やすなとよく聞きますが、今日は身体を冷やすことがなぜ良くないのかをお話しします。
人が健康を維持し、病気を防いだり治す働きをしていくのに「免疫力」が存在します。
免疫力は体温36℃以上を保っていることで正常に働くと考えられていますが、体温が1℃下がると免疫力が30%以上も低下し、代謝も10%以上低下すると言われています。
すると風邪、にきび、口内炎…などの感染症にかかりやすくなったり、腸内では悪玉菌が増えるので便秘や下痢になりやすくなります。
さらに体温が下がって身体が冷えると血流が悪くなるので、老廃物が溜まり、疲れや肩こりなどの原因にもなります。
そして冷えて代謝が下がると、脂肪燃焼が出来なくなります。血行の悪い部位や脂肪の多い部位にはセルライトができやすくなり、セルライトが多くなると脂肪層が厚くなり、血行不良によるむくみの原因にもなります。
身体を冷やすと、良いことがほとんどないです。
なので気軽にできる、身体を温めるもの、冷やすものを紹介します。
- 身体を温める食べ物、飲み物
主に身体を温めるものは土の中で育つもの、寒い地域や季節に採れるもの、黒色や暖色系の色をしているものと言われています。
例))玉ねぎ、れんこん、ごぼう、にんじん、山芋などの根菜類、しょうが、にんにく、りんご、さくらんぼ、ぶどう、黒砂糖、紅茶、黒豆、ひじき、醤油、紅鮭、海老、赤身の肉、卵、明太子、小豆などです。
- 身体を冷やす食べ物、飲み物
身体を冷やすと考えられているものは逆に土の外で育つもの、温かい地域や季節に採れるもの、白い色、青い色、緑色の葉物野菜です。
例))トマト・レタス・きゅうり・ほうれんそう、マンゴー・バナナ・レモン・パイナップル、コーヒー、緑茶などです。
身体を温める食べ物には今が旬の食べ物もたくさん含まれているので、今夜は鍋にでもしてたくさん食べてみてください(^O^)